上浦の秋の訪れを告げる例大祭が、各地区で執り行われ、
伝統の綱切神楽が奉納されました。
子供が鬼に抱っこしてもらうと健やかに成長できるという言い伝えがあります。
浅海井地区の瀧三柱神社では久しぶりに親子連れが1組。鬼はすぐさま子供を
抱き上げ、舞ってくれました。予想通り幼児は大泣き~。子供は大きな声で泣くと
良いそうです。いよいよクライマックスの綱切りです。
綱切神楽とは、天井から張り巡らせた「さらし」を大蛇に見立てて、それを
退治する姿とされ、切られた「さらし」は縁起物で、安産や家内安全、無病息災の
お守りとして参拝者が競って持ち帰ります。
神楽はお囃子も軽快で、舞う足さばきも軽妙で躍動感にあふれ、「さらし」が
切られるたびに大きな声援と拍手が何度も起こっていました。
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