東雲中学校1年生を対象に「福祉体験学習」が行われました。
その中で佐伯市狩生にて鍼灸院を営む
平川 純さんと盲導犬ラルフくんが招かれ、
障がい者への理解や関わり方、
盲導犬に対する接し方などを自らの体験を話してくれました。
その後、「盲導犬とのふれあい」体験がありました。
厚生労働省のホームページによると
盲導犬の他にも
・体に障害がある人の手足となり、
日常生活をサポートしてくれる『介助犬』、
・耳に障害がある人に生活上必要な音を知らせてくれる『聴導犬』
などがいて、彼らを総称して『補助犬』と呼ぶそうです。
補助犬は国が指定した訓練基準によって訓練されているようで、
1頭当たりの育成費用は500万円から800万円ともいわれ、
それらはすべて寄付や募金で賄われています。
現在、補助犬実働頭数は
・盲導犬:861頭
・介助犬:60頭
・聴導犬:63頭となっています。
それに対して、必要している方は9000人近くいるそうです。(R3.4.1 現在)
今回の福祉体験学習では中学生や大人にとって
こういった現状を理解できる貴重な体験でした。
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