特別天然記念物「ミサゴ」の繁殖

　皆さん、「ミサゴ」という鳥をご存知ですか。

鷹(タカ)の仲間で、魚を好んで食べることから、別名ウオタカ(魚鷹)とも呼ばれます。

全長54～64cm。翼を広げると約2mにもなります。

　軍用機「オスプレイ」の名前は、縦横無尽に空を飛び回る「ミサゴ」の特徴にちなんで、

名付けられたとされています。

　「ミサゴ」は特別天然記念物で準絶滅危惧種に指定され、5月ころに繁殖期を迎えます。

巣は断崖絶壁の人が立ち寄らない場所に営巣します。　

　その「ミサゴ」の子育てが見られる場所が、上浦福泊地区の海にそそり立つ景勝地

「三ツ石」という大きな岩です。　

　この時期は、毎日のようにシャッターチャンスを狙って愛好家がやって来ます。

蒲江からいらした井上さんという方に聞くと、２羽のひなが生まれているようです。

　もう少しで巣立ちするらしく、無事に巣立ってほしいものです。

カメラを真剣に覗き込む井上さん

２人の常連の方もいらっしゃいます。