8月29日(月)午後、東雲中学校生徒15名が2組に分かれて、福泊地区と
蒲戸地区の海岸清掃を行いました。
目的は浜の漂着物の採集を行い、それを活用してアート作品を作り、淀川河川敷を
拠点に活動している「ごみアーティスト」の淀川テクニックさんとの合同作品を
制作・展示するためです。
ごみ袋を持って海岸を歩き、作品用とそれ以外のごみに分けて2時間ほど回収しました。
生徒は自分たちの住む身近な海岸には、多種多様なごみにより海岸が汚れていることを
知りました。帰ってから先生から漂着物の海洋プラスティック問題について学びました。
私たちがポイ捨てしたプラスティックごみは海に流れ、分解されずに魚や鳥たちの生態系
に大きく影響を及ぼしていると言われています。海に流れ込むプラスティックごみは、
年間500万トン~1,300万トンと言われ、今後も海に流れ込む世界のプラスティックごみが
増えれば、2050年には海のプラスティックごみは魚の量を上回ると予測されており、 日本は一人当たりのプラスティック容器包装の廃棄量が世界で2番目に多い国で、 早急に3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進めなければならない状況です。
9月21日(水)に関西からごみアーティストの淀川テクニックさんが東雲中学校を訪問して、
生徒の個性的な作品を楽し気に見て、一人一人と言葉を交わしました。
この作品は淀川テクニックさんがすべて持ち帰り、巨大アート作品を造り、来月10月下旬には
大分市の公共施設で展示されるそうです。どんな作品が出来るか本当に楽しみですね。
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